2012年08月04日
のんびり山歩き♪
夏真っ盛り!
衣食住を背負って涼しい北八ヶ岳へ♪
今回はピークハントを主としないトレッキングw
ロープウェイを使い一気に標高2,237mのフィールドへ♪
衣食住を背負って涼しい北八ヶ岳へ♪
今回はピークハントを主としないトレッキングw
ロープウェイを使い一気に標高2,237mのフィールドへ♪

< 滞在中のお天気 >
28日 晴れ → 夜から激しい雷雨
29日 晴れ のち 曇り
最高&最低気温 23℃/14℃
◆ ルート
1日目:山頂駅(90分)北横岳 北峰(130分)天狗の露地(50分)双子池ヒュッテ
2日目:双子池ヒュッテ(60分)雨池峠分岐(55分)縞枯山荘(10分)山頂駅
※ 歩行時間は小休止を含む。
朝一は混み合っていたので1本遅らせますw
山頂駅でパッキング等の最終チェック。
9:00 準備運動を終え〜いざ出発^^
シャクナゲを横目に登山道を歩きます。
登りにじんわり汗が〜
でも日陰は涼しくて快適w
途中、ちょっとした岩場もありますが順調に進みます〜。
10:00 あっと言う間に北横岳ヒュッテに到着^^
10:00 あっと言う間に北横岳ヒュッテに到着^^
しばし休憩♪
日帰りや山小屋泊の方など、たくさんの登山客で賑わっていますw
ビールの誘惑を我慢しつつ〜先へ進みます^^;
日帰りや山小屋泊の方など、たくさんの登山客で賑わっていますw
ビールの誘惑を我慢しつつ〜先へ進みます^^;
ヒュッテから20分ほどで北横岳 南峯に到着〜。
存在感のある蓼科山が見えます♪
さらにここから5分ほどで…
存在感のある蓼科山が見えます♪
さらにここから5分ほどで…

10:30 北横岳 北峰(標高2,480m)
ここまではあっさり来れてしまうので達成感は少ないかも。。。
それでも記念写真を撮ってもらいます♪
ここから更に今夜のテント場である双子池へと向かいま〜す。
一般的な亀甲池を通るルートには進まず 大岳方面のルートへw
ここまではあっさり来れてしまうので達成感は少ないかも。。。
それでも記念写真を撮ってもらいます♪
ここから更に今夜のテント場である双子池へと向かいま〜す。
一般的な亀甲池を通るルートには進まず 大岳方面のルートへw
岩から岩にピョンと飛び移る(笑)
かと思えば〜樹林の悪い足場なんかも。
歩いた場所を振り返るとこんな感じです^^;
一歩一歩、ズンと膝に負担が掛かってきます。
運動不足で太ももがパンパンになります(苦笑)
ようやく眼下に双子池が見えました^^;
みるみる高度を下げ〜〜
13:30 「 双子池ヒュッテ 」に到着しました。
13:30 「 双子池ヒュッテ 」に到着しました。
早速、テントの受付を済ませます^^
双子池。名前の通り二つの池( 雄池、雌池 )からなります。
原生林に囲まれた神秘的な池♪
双子池。名前の通り二つの池( 雄池、雌池 )からなります。
原生林に囲まれた神秘的な池♪
↑こちらが雄池。
池とは思えない透明度w
なんでも山椒魚が生息しているんだとかっ!
定期的に水質検査をしているらしく、飲料水としても利用可。
水汲みは無料です。(山小屋には別途、有料の飲料水もあります)
池とは思えない透明度w
なんでも山椒魚が生息しているんだとかっ!
定期的に水質検査をしているらしく、飲料水としても利用可。
水汲みは無料です。(山小屋には別途、有料の飲料水もあります)
↑ 続いてお隣のテント場となる雌池。
こちらも素晴らしいロケーション。
テント場は対岸に位置し、ヒュッテから10分ちょっと歩きます。
山小屋のオーナーによると、昨晩に降った雨などで水位が上昇。
テント20張り分ほどのスペースが今も水没しているとの事…。
これから徐々に混み合うらしいので、早めに場所取りします。
こちらも素晴らしいロケーション。
テント場は対岸に位置し、ヒュッテから10分ちょっと歩きます。
山小屋のオーナーによると、昨晩に降った雨などで水位が上昇。
テント20張り分ほどのスペースが今も水没しているとの事…。
これから徐々に混み合うらしいので、早めに場所取りします。
もしもを考えて水際は避けたい^^;
高台で水はけの良さそうな場所に幕営します。
すでに何組かの先客がおり仮眠中の様子 Zzz
う〜ん! うまいっ!! 麦茶みたいに飲んでしまう♪
ビールをおかわりし、オーナーさんとしばし雑談ww
酔っぱらい〜水汲みをしてテントに戻ります(笑)
すっかり心が癒された双子池の景色。
↓ ちなみにこんな悲恋物語の伝説があるそうです。
・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
昔、臼田近くの名主の息子与七郎と作男の娘お染は恋仲であったが、
これを知った名主はお染親子を村から追い出し、別に与七郎の結婚話を進めた。
ちょうどその頃カラ雨の為大飢饉となり、
村人達の間で二子竜神に人身御供を捧げることになった。
買って出るものもなく相変わらず飢饉は続いた。
これを知った与七郎はある夜、恋しいお染の名を呼びながら雄池に身を投じた。
それを聞いたお染も与七郎を慕って双子池に身を投げたが、まちがって雌池を選んだ。
カラ雨は終わり、それ以降 双子池は年に一度増水して二つの池がつながる様になったが、
これは与七郎とお染の強い愛のきずなの為であると云う。
〜・〜・〜・〜・〜・〜 双子池ヒュッテHPより抜粋 〜・〜・〜・〜・〜・〜・
う〜ん、悲しい物語ですね。。。
ちまみにオーナーさんに、年に一度 二つの池がつながるのか聞いてみました。
オーナーさん 「 二つの池? つながらないよ〜 」
えっ!! そうなのォ〜!! ガーン!!
ただ50年くらい前は積雪量が今よりも多く、残雪期にはつながったらしい〜。
冬は雪深い印象ですが、それでも昔ほどではないんですね。
・・・とはいえ、事実を知り〜なんか夢が壊れたような〜(苦笑)
↓ ちなみにこんな悲恋物語の伝説があるそうです。
・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
昔、臼田近くの名主の息子与七郎と作男の娘お染は恋仲であったが、
これを知った名主はお染親子を村から追い出し、別に与七郎の結婚話を進めた。
ちょうどその頃カラ雨の為大飢饉となり、
村人達の間で二子竜神に人身御供を捧げることになった。
買って出るものもなく相変わらず飢饉は続いた。
これを知った与七郎はある夜、恋しいお染の名を呼びながら雄池に身を投じた。
それを聞いたお染も与七郎を慕って双子池に身を投げたが、まちがって雌池を選んだ。
カラ雨は終わり、それ以降 双子池は年に一度増水して二つの池がつながる様になったが、
これは与七郎とお染の強い愛のきずなの為であると云う。
〜・〜・〜・〜・〜・〜 双子池ヒュッテHPより抜粋 〜・〜・〜・〜・〜・〜・
う〜ん、悲しい物語ですね。。。
ちまみにオーナーさんに、年に一度 二つの池がつながるのか聞いてみました。
オーナーさん 「 二つの池? つながらないよ〜 」
えっ!! そうなのォ〜!! ガーン!!
ただ50年くらい前は積雪量が今よりも多く、残雪期にはつながったらしい〜。
冬は雪深い印象ですが、それでも昔ほどではないんですね。
・・・とはいえ、事実を知り〜なんか夢が壊れたような〜(苦笑)
心も胃袋も満たされました。
日が暮れるにつれ、怪しい雲が出始めます。
日没後、ポツポツと雨音が。。。
前室を締め、しばらくすると本降りになってきました^^;
↓ テント内での雨音の様子はこちら
やがて空を引き裂くような大きな雷も。。。
一時的な雷雨かと思いましたが、一向に止む気配がない(汗)
明日に備え〜そのまま就寝することに。
結局 雨は深夜過ぎまで降り続けました^^;
翌朝、4時半に起床。
雷雨がウソのように素晴らしい天気〜w
すでに撤収中の方がチラホラ。地面には雨の痕跡が残っている。。
どうやら昨晩、テントの浸水被害にあった方がいたようです(汗)
↓ テント内での雨音の様子はこちら
やがて空を引き裂くような大きな雷も。。。
一時的な雷雨かと思いましたが、一向に止む気配がない(汗)
明日に備え〜そのまま就寝することに。
結局 雨は深夜過ぎまで降り続けました^^;
翌朝、4時半に起床。
雷雨がウソのように素晴らしい天気〜w
すでに撤収中の方がチラホラ。地面には雨の痕跡が残っている。。
どうやら昨晩、テントの浸水被害にあった方がいたようです(汗)
朝食はお湯だけ湧かすだけのシンプルなもので^^
今回ガスは持たず〜アルコールだけで対応。
まだ扱い慣れていませんが故障知らずで頼もしい♪
ちなみに今回の荷物はこんな感じですw
結構〜余分なものがありますが。。。
結構〜余分なものがありますが。。。
自分は山屋ではないので、ダメ出しはご勘弁を^^;
45L だと小さいかも知れませんが〜なんとかこれでやってますw
軽量モデルらしいですが、UL目線で考えると軽くないです(笑)
ストックは足を挫いたりと〜もしもの対応の手段として装備してます。
帰りは大石川林道から雨池峠に向かいます。
この林道は、落石により現在通行止めになっているらしい。。。
ヒュッテのオーナーさんに利用状況を聞くと、あくまで自己責任とのこと(笑)
案内板も進入しないようにガムテープで隠してあるらしい。
それでも林道から山頂駅までのルートと所要時間をしっかり教えてくれました。
落石はまれにあるらしく、特に残雪期が多いんだとか。。。
また積雪期は雪崩が頻繁に起こるらしい。
自己責任のもと、林道へ入ります。
この林道は、落石により現在通行止めになっているらしい。。。
ヒュッテのオーナーさんに利用状況を聞くと、あくまで自己責任とのこと(笑)
案内板も進入しないようにガムテープで隠してあるらしい。
それでも林道から山頂駅までのルートと所要時間をしっかり教えてくれました。
落石はまれにあるらしく、特に残雪期が多いんだとか。。。
また積雪期は雪崩が頻繁に起こるらしい。
自己責任のもと、林道へ入ります。
ただ右側の急斜面には落石の痕跡がたくさん。。。
逃げ場がない。積雪期だったら無理ですね(汗)
足を止めず〜早めに抜けたいところです。
双子池から歩くこと50分。。。
危険地帯を抜け〜雨池の分岐に到着しました^^
ここまでくれば安心。ひと息入れます〜〜。
危険地帯を抜け〜雨池の分岐に到着しました^^
ここまでくれば安心。ひと息入れます〜〜。
登り始めから途端に汗が吹き出る〜。
足の置き場を確認しながらゆっくり登ります。
昨日の大岳ルートに比べると楽チンです。
急登を登りきり平坦な道にでました♪
やがてコースは木道に切り替わり、さっきまでの汗がスッと引きますw
しばらくして山荘が見えてきました。
やがてコースは木道に切り替わり、さっきまでの汗がスッと引きますw
しばらくして山荘が見えてきました。
「 縞枯山荘 」
ソーラーパネルや風力発電の風車があり、また清潔感のある建物^^
冬場はスノーシューやクロカンの拠点にもなっているそうです。
ソーラーパネルや風力発電の風車があり、また清潔感のある建物^^
冬場はスノーシューやクロカンの拠点にもなっているそうです。
濃厚で甘〜い! 体に染み渡ります♪
もう1泊できればビールを頼みたかった・・(苦笑)
ここからロープウェイ山頂までは目と鼻の先w
あまりの心地良さにしばらく居座わり続ける^^;
すると昨晩に双子池ヒュッテに宿泊した年配グループが通り〜声を掛けてくれました。
「 また会ったね〜。昨晩は酷い雷雨だったけどテント大丈夫だったの? 」
どうやら存在感ゼロの自分を憶えてくれていたらしい(笑)
彼らは林道は通らず雨池から迂回して来たようだ。
会話もそこそこに立ち去って行きましたが〜こんな交流も良いですネ♪
帰りの時間もあるので、そろそろ重い腰をあげます〜。
縞枯山荘から10分ほどの横移動で、山頂駅に到着しました。
山頂駅から麓まではロープウェイで7分。
久しぶりの山歩きをゆっくり楽しむことが出来ました♪
すると昨晩に双子池ヒュッテに宿泊した年配グループが通り〜声を掛けてくれました。
「 また会ったね〜。昨晩は酷い雷雨だったけどテント大丈夫だったの? 」
どうやら存在感ゼロの自分を憶えてくれていたらしい(笑)
彼らは林道は通らず雨池から迂回して来たようだ。
会話もそこそこに立ち去って行きましたが〜こんな交流も良いですネ♪
帰りの時間もあるので、そろそろ重い腰をあげます〜。
縞枯山荘から10分ほどの横移動で、山頂駅に到着しました。
山頂駅から麓まではロープウェイで7分。
久しぶりの山歩きをゆっくり楽しむことが出来ました♪
Posted by Joe-mon at 00:20│Comments(6)
│北八ヶ岳
この記事へのコメント
私も去年の夏に 雑誌で見つけて蓼科牧場のゴンドラからいきました。
雌池にテント張れると思ったら、大雨で増水でアウトでした。
テン場は満員で 奥のトイレ横も一杯。旧焼却炉の横に無理やり張りました。
今年こそはと 思ってます。
雌池にテント張れると思ったら、大雨で増水でアウトでした。
テン場は満員で 奥のトイレ横も一杯。旧焼却炉の横に無理やり張りました。
今年こそはと 思ってます。
Posted by 第1コーナー
at 2012年08月04日 01:33

* 第1コーナーさん
コメントありがとうございます。
去年に蓼科牧場から行かれたのですか^^
今回自分はなんとかスペース確保できましたが、やはり午後から夕方にかけてテント場が大混雑していました(汗)
今年こそは絶好の場所を確保できることを願っております♪
コメントありがとうございます。
去年に蓼科牧場から行かれたのですか^^
今回自分はなんとかスペース確保できましたが、やはり午後から夕方にかけてテント場が大混雑していました(汗)
今年こそは絶好の場所を確保できることを願っております♪
Posted by Joe-mon at 2012年08月05日 15:00
八ヶ岳いいですね~!北と南で違う顔がありますね~!
しかし、荷造りが上手なんですね~テン泊で45Lなんて
ありえません!!
海に山に次回は川ですか~?(^・^)
しかし、荷造りが上手なんですね~テン泊で45Lなんて
ありえません!!
海に山に次回は川ですか~?(^・^)
Posted by kaikaito at 2012年08月05日 18:21
* kaikaitoさん
久しぶりの歩きにバテまくりでした〜(苦笑)
やはりkaikaitoさんのような、日頃の鍛練が重要だと痛感しました^^;
パッキングはかなり無理やりな感もあります〜。
この季節と場所故〜結果オーライだったのかも知れません^^;
久しぶりの歩きにバテまくりでした〜(苦笑)
やはりkaikaitoさんのような、日頃の鍛練が重要だと痛感しました^^;
パッキングはかなり無理やりな感もあります〜。
この季節と場所故〜結果オーライだったのかも知れません^^;
Posted by Joe-mon at 2012年08月06日 12:43
鬱蒼とした森の中にたたずむキレイな池ですね。
ロマンティックな恋物語、現実は~なるほどぉ…なんですね^^;
標高の高い山の上は普段の暑さを忘れてしまいそうな気持ちよさなんでしょうね
苔むした道もいい感じですね~w
本格的な山歩きで、雑誌を見てるみたいです!
ロマンティックな恋物語、現実は~なるほどぉ…なんですね^^;
標高の高い山の上は普段の暑さを忘れてしまいそうな気持ちよさなんでしょうね
苔むした道もいい感じですね~w
本格的な山歩きで、雑誌を見てるみたいです!
Posted by めめ at 2012年08月07日 21:14
* めめさん
山のうえにある池、とても神秘的でした^^
雄池と雌池の伝説。。。かなかなかのオチでした(笑)
個人的にはテン場の雌池だけ〜水遊びや食器洗い可と扱いが可哀想な印象が^^;
本格的とまではいきませんが〜たのしい山歩きでした♪
山のうえにある池、とても神秘的でした^^
雄池と雌池の伝説。。。かなかなかのオチでした(笑)
個人的にはテン場の雌池だけ〜水遊びや食器洗い可と扱いが可哀想な印象が^^;
本格的とまではいきませんが〜たのしい山歩きでした♪
Posted by Joe-mon
at 2012年08月07日 22:43

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